新大久保 「Vietnamese Restaurant ANH EM(アンエム)」揚げ春巻きのサラダビーフン

新大久保 「Vietnamese Restaurant ANH EM(アンエム)」揚げ春巻きのサラダビーフン

揚げ春巻きのサラダビーフン

凄まじくディープなベトナムレストラン

最近、新大久保では韓国式チーズドッグ「ハッドグ(핫도그)」が大人気らしい。
それも、「ちょっと流行っている」というレベルではなく、
大通りの歩道が人に埋め尽くされて歩けないとか、駅に入場規制がかかったりとか…

そんなことはつゆ知らず休日の新大久保を訪れてしまい、
物凄い人混みに圧倒され、人の少なそうなビルに一旦退避。
そこで入ったのがこの「Vietnamese Restaurant ANH EM(アンエム)」。
有名なタイ料理屋さん「バーンタム」の向かいのベトナム料理屋さんだ。

何気なく入ったけど、物凄くディープで良いお店だった。

まず外観。
薄暗く、中にお客さんの姿は見えない。
とても入りづらい。

ちょっと勇気を出して入ってみる。
大丈夫、普通に席に通してもらえた。

お店の人はおそらくベトナムの方。
我々を席に案内したあと、厨房で大きな包丁を使い丸鶏を捌いている。

お店の中を見渡してみる。
壁にはメニューがいろいろ貼ってあるが、日本語がかなり不自然。
で、横に必ずベトナム語表記がある。

とりあえず、ランチメニューの揚げ春巻きのサラダビーフンを注文。
ドリンクは蓮茶をつけた。

あれ?ちょっと待て。
メニュー表には確かに「ランチセット」と書いてあるけど、
料理は単品だし飲み物は別料金。
セット要素が全くないぞ!
まあ、細かいことは気にしない。

料理が来るまでの間、お店についての情報を調べてみる。
なんだこれ、店名が違うぞ!
食べログでは、同じ場所に「ホァングン」というベトナムレストランがあることになっている。
Googleマップのストリートビューを確認すると、今年4月の段階では確かに「ホァングン」という店名だったよう。
しかし、「ホァングン」も「アンエム」も、メニューは同じっぽい。
最近店名を変えたのか!

ちなみに、「ホァングン」は渋谷に、「アンエム」は高田馬場にそれぞれ別店舗があるらしい。
これもうわかんねぇな。

そしてこのお店(元ホァングン現アンエム)、お客さんはほとんどベトナム人で、
お店の奥に大人気のカラオケルームがあるらしい。
お店のFacebookは完全にベトナム語。

なんかすごい場所に迷い込んでしまった!

そうこうしていると、厨房から店員さんの楽しそうな鼻歌が聞こえてくる。
この感じ、すごく良い。

店員さんが厨房から顔を出し、「パクチー食べられますか?」と確認される。
「大丈夫です」と回答。

そして、運ばれてくる料理&ドリンク。
揚げ春巻きは揚げたてサクサク。
たれは酸っぱくスパイシー。ビーフンはやわらかめ。
日本人受けを狙っているわけでなく、ベトナムで普通に食べている味、というような印象
(ベトナムに行ったことがないので正確なところは分からない)。

食べなれない味だが、とても美味しい。

なんの心の準備もせずにディープなお店に入ってしまったのでちょっとびっくりしたけど、
ちょっとした非日常感が味わえて楽しかった。
これは是非再訪したい。

今回は無難に日本でも普通に食べられるメニューを選んでしまったけど、
次は日本ではなかなか食べられなさそうなメニューを選んでみたい。


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