Industar-23u でアガパンサスを試し撮り |
使うために少しだけ工夫がいるが、写りが良くて安い。
あと、ベローズを使う場合、
ボタンでもリングを回すでもなく、
「ベローズの伸縮でピントを合わせる」というのが新鮮で楽しい。
Industar-23u 110mm F4.5 という
旧ソ連製の引き伸ばしレンズを格安で入手したので、
同じ旧ソ連製のベローズに装着して試し撮りしてみた
(ついでにカメラもソ連製のZENITあたりにすれば機材のソ連統一ができる。
気が向いたらやってみたい。)。
焦点距離が長い(≒フランジフォーカスが長い)ため、
ベローズに装着すると接写〜無限遠まで自由自在に使い分けることができる。
三脚を持ち出すのが面倒だったので手持ちで撮ったが、
晴れの日の日中であれば手持ちでも十分使える。重いけど。
あと、被写界深度の問題でマクロは手持ちだと厳しい。
ロシア・ソ連製の引き伸ばしレンズというと、
キワモノ感が強くあまり撮影には仕様しないようないイメージだったが、写りは思いの外良い。
E-Lucky 75mm F3.5が透明感のあるすっきりした描写なのに対し、
こちらは引き伸ばしレンズ解像感はある程度ありつつ、
オールドレンズらしい癖のある描写。
引き伸ばしレンズとしての性能は E-Lucky 75mm F3.5 のほうが上なのだろうけど、
撮影用ならこれも悪くない。
Industar-23u 110mm F4.5 1988年製 |
レンズの外観はこんな感じ。変な形。
未使用品ということだったのだが、
絞りリングの隙間から古いグリスがどんどんはみ出てきて汚い。
絞り羽は6枚。
形はIndustar61のような特徴的なものではなく、普通のもの。
絞りの調整は、ロシアレンズによくあるクリック感の無い無断階。
この点は、上級者が使う分には細かい調整が効いていいのだろうが、
初心者の私には正直やや使いづらい。
造りは良くなく、ググってみた限りでは
撮影用に使ってる人もそんなに多くないようなレンズだけど、
安価でベローズ遊びに使え、それなりによく写る、
という点でお気に入りのレンズになっている。
未使用品ということだったのだが、
絞りリングの隙間から古いグリスがどんどんはみ出てきて汚い。
絞り羽は6枚。
形はIndustar61のような特徴的なものではなく、普通のもの。
絞りの調整は、ロシアレンズによくあるクリック感の無い無断階。
この点は、上級者が使う分には細かい調整が効いていいのだろうが、
初心者の私には正直やや使いづらい。
造りは良くなく、ググってみた限りでは
撮影用に使ってる人もそんなに多くないようなレンズだけど、
安価でベローズ遊びに使え、それなりによく写る、
という点でお気に入りのレンズになっている。
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