Starblitz 500mm f8 でカルガモを撮影 かわいい |
手軽に超望遠撮影
広角と望遠のどちらが好きかというと、
やや望遠寄りが好み。
超望遠レンズにも興味があるが、デカいし高いしでなかなか手を出しづらい。
そこで買ってみたのが、ミラーレンズ(レフレックスレンズ)。
500mmという超望遠域の焦点距離を持ちながら
カメラバッグに無理なく入るサイズだし、そこそこ安価。
なお、APS-C機のため750mm相当の画角。
なお、APS-C機のため750mm相当の画角。
真ん中:Starblitz 500mm f8 年代不明 左:専用フード 右:大きさ比較用のIndustar50-2 超望遠レンズにしてはコンパクトだが、こうして見るとそこそこのサイズ 太すぎるっピ レンズ中央に、光を反射させる副鏡がついているのが特徴的 |
ミラーレンズ(レフレックスレンズ)とは
そもそもミラーレンズとは何か。
簡単に言えば、鏡を使って光を集めるタイプのレンズ。
レンズ内で光が一往復半するため、
焦点距離に対してレンズの長さを通常より圧倒的に短くすることができる
(ただし、太さはコンパクトにならない)。
超望遠にしては携帯性が良く、取り回しも楽。
と、ここまで利点ばかりを挙げてきたが、当然欠点もある。
というより、クセが強く欠点だらけ。
まず、レンズの中心に光を反射するための副鏡を配置しなくてはいけないため、
口径がデカい割にf値が高くなる。
さらに、構造上絞り機構を付けられないため、f値の変更が不可。
※極稀に絞り付きのものもあるが、性能はイマイチなよう。
あと、副鏡の影響でボケが特徴的な「リングボケ」になる。
人によってはこれも欠点になるか。
ハトの背景がリング状にボケている |
数ある欠点の中でも、f値の高さは痛いところ。
望遠の撮影ではシャッタースピードを挙げてブレを防止したいが、
f値の高さ故になかなかシャッタースピードを上げられない。
折角手持ち出来るコンパクトサイズなのに、
このf値のため結果的に三脚が欲しくなる、というジレンマ。
とりあえず、カメラボディ側の手ブレ補正は欲しいところ。
ファインダーも暗くなるため、
被写界深度が浅い超望遠撮影でのピント合わせが、さらに難しいものとなる。
あと、仕組み的にオートフォーカス化が難しいらしい。
望遠の撮影ではシャッタースピードを挙げてブレを防止したいが、
f値の高さ故になかなかシャッタースピードを上げられない。
折角手持ち出来るコンパクトサイズなのに、
このf値のため結果的に三脚が欲しくなる、というジレンマ。
とりあえず、カメラボディ側の手ブレ補正は欲しいところ。
ファインダーも暗くなるため、
被写界深度が浅い超望遠撮影でのピント合わせが、さらに難しいものとなる。
あと、仕組み的にオートフォーカス化が難しいらしい。
また、当然ではあるが画質は高価な超望遠レンズには大きく劣る。
上記のような欠点のため、昔はそこそこ一般的なレンズだったらしいが、
最近はマイナーな存在。そもそも製品がほとんどない。
使い勝手とか
池の真ん中の方のハス |
使い勝手は正直良くない。
が、手持ちで超望遠撮影できるのは良い。
気軽に持ち歩けるのは大事。
気軽に持ち歩けるのは大事。
欠点は多いが、扱いの難しさもまた面白い。
なんとなく、ゲームの制限プレイのような感覚。
上手く写らないほうが多いくらいだが、
それでも被写体をファインダーに捉え、シャッターを切っているだけで楽しい。
上手く写らないほうが多いくらいだが、
それでも被写体をファインダーに捉え、シャッターを切っているだけで楽しい。
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