ジャパンスネークセンターに行ってきた

ジャパンスネークセンターに行ってきた

口を開けるハブ
採毒された後に顎を直すハブ
もにょもにょした動きがかわいい

ヘビ好きの聖地?

過ごしやすい気候になってきたので、旧ソ連製のオールドレンズを持って
群馬県太田市の「ジャパンスネークセンター」に行ってきた。
昨年秋ごろも行ったので、2度目の訪問。

   ◆使用レンズ
       メイン:
             Industar-23u  110mm F4.5 & ベローズユニット
       屋外展示場用:
             Tair-3a 300mm F4.5
       ※Jupiter9 85mm F2も持っていったが使わなかった

ジャパンスネークセンターは、ヘビ好きには有名な施設。
私も何だかんだで6、7年くらいヘビと一緒に生活しているヘビ好きの端くれ。
行くとワクワクしてしまう。

日本唯一のヘビのテーマパーク(公式サイトの説明)とのことだが、
基本的には日本蛇族学術研究所という研究施設。
「B級スポット」というような紹介のされ方をすることがあるが、
「気持ち悪いものを見てキャーキャー騒ぎたい」という目的で行くとかなりギャップを感じるかも。
ただ、ヘビとのふれあい体験教室等のイベントもあるし、職員の方々のお話もとても面白いので、
真面目な姿勢であればかなり楽しむことが出来ると思う。

原宿毒蛇事件をはじめ、数々の嘆かわしい事件で押収された生き物たちも展示されているので、
その手のニュースが好きな人も楽しめるかも。

目玉イベント「採毒」

ハブの採毒実演
ハブの採毒実演
どことなくシルベスター・スタローンに似た雰囲気の職員さんが、見事な手つきでヘビを扱っている

スネークセンターの見所は、何といっても土日祝に行われている「採毒実演」。
血清の製造に使用する毒の採取を、間近で見ることができる。
実演中のトークも面白く、担当の職員さんによって微妙に内容が違うので、
何度も見に行きたくなってしまう。

展示のヘビたち

ブラックマンバ
最も恐ろしい毒ヘビと言われるブラックマンバ
顔はかわいい
オオアナコンダ2匹
仲良しオオアナコンダ
アナコンダは水中にいることが多いため、目が上の方についてる
テキサスラット リューシスティック
テキサスラット君
リューシスティックがメジャーすぎてもはや元の色が思い出せない

押収・保護された個体を引き取っているという性質上か、
展示のヘビは毒蛇と、ボア・パイソン類の大きいのが中心。
普段なかなか見られない種が多く、見応え抜群。
その一方、ナミヘビ類は国産組とコーン、テキサスラット等がいるのみ。
アジアンラットが大好きとか樹上性の昆虫食のやつとか、
その手のヤツらが見たい場合なんかは素直にイベントに行ったほうが良い。

屋外展示場

シマヘビ
放し飼いのシマヘビ
赤い目が綺麗
Tair-3a 300mm F4.5で撮影(35mm換算450mm)
屋外では、区切られた空間でシマヘビ、アオダイショウ、タンビマムシ等が放し飼いにされている。
ただ、屋内と異なり気候の影響をモロに受ける。
前回来た時はそこかしこにいっぱいいたのだが、
今回は気温が低かったためあまり表に出ていなかった。残念。
暖かい時にリベンジしたい。

あと、ヘビとの距離がかなり離れるので、
ちゃんと観察したい場合は双眼鏡とかを持って行くと良いかも。

その他

グリーンイグアナ
グリーンイグアナ
施設内には、ヘビの他にもトカゲ類やカメ類など、他の生き物も。
それらも保護個体なのかな?

また、日曜日にオープンしている食堂では、
マムシ、シマヘビを使ったヘビ料理を食べることが出来る。
残念ながら今回は営業日ではなかったが、
前回行った時は、子マムシの踊り食いという、非常に貴重な体験をすることができた。
  ※ちなみに、子マムシはコリコリしていてちょっとほろ苦く、イカのような味だった。
ヘビを食べる、というと「うげー」という人が多いのかもしれないが、
決して罰ゲームで食べるようなゲテモノではなく、美味しい料理。
サイドに添えてある野菜等も、新鮮でとても美味しい。

スネークセンターでは、定期的にさまざまなイベントをやっているようなので、
次回は何かしらのイベントに合わせて行きたい。


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