立体感のある良い写り 手持ち撮影で、絞りはたしかF5.6くらい |
素直によく写る引き伸ばしレンズ
焦点距離100mm前後の引き伸ばしレンズはとても使いやすい。
APS-C機に装着するので、35mm換算で150mm前後。
マクロ撮影時に十分なワーキングディスタンスを確保でき、
それでいて手持ち撮影が無理なく扱える画角だ。
135mmの引き伸ばしは、手持ちできないことはないが結構シビア。
ベローズユニットに装着することで、無限遠からセンサー等倍超えの接写まで自由自在に撮影できる。
※ちなみにAPS-C機の場合、10円玉が横幅いっぱいに写るのがだいたいセンサー等倍
現在私の所持している100mmくらいの引き伸ばしレンズは、
Industar-23u 110mm F4.5 と、今回紹介するEL CAMBRON 105mm F4.5の2つ。
焦点距離とF値は似たようなスペックだが、
Industar-23uがオールドレンズらしいソフトでローコントラストな写りであるのに比べ、
このEL CAMBRONはしゃっきりくっきりシャープで色乗りが良い。
別にコーティングとかはなさそうだしレンズが奥まっていたりするわけではないが、
他の引き伸ばしレンズに比べると心なしか逆光耐性も高め(それでも弱いけど)。
全体的に優等生。
下の画像のように、上手く撮るとピクセル等倍でも十分鑑賞出来るレベル。解像感がすごい。
別にコーティングとかはなさそうだしレンズが奥まっていたりするわけではないが、
他の引き伸ばしレンズに比べると心なしか逆光耐性も高め(それでも弱いけど)。
全体的に優等生。
下の画像のように、上手く撮るとピクセル等倍でも十分鑑賞出来るレベル。解像感がすごい。
上の写真のピクセル等倍切り出し |
普段はもともとクセのある描写を求めてオールドレンズを使っているわけで、
シャープでコントラストの強い写りはそこまで求めなていない。
でも、たまにはこういうスッキリしたのも良い。
このレンズ、製造元とかの詳細情報は不明だけど、
日本で製造されて海外ブランドで販売された輸出用レンズ。
里帰り国産レンズは、無名でもこういう優秀な奴があるから面白い。
でも、たまにはこういうスッキリしたのも良い。
このレンズ、製造元とかの詳細情報は不明だけど、
日本で製造されて海外ブランドで販売された輸出用レンズ。
里帰り国産レンズは、無名でもこういう優秀な奴があるから面白い。
ベローズに装着するとこんな感じ ローテクなのにメカメカしい見た目が素敵 |
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