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| パイレックス ブルーラインパターンのマグ 1970〜80年代くらい |
米軍御用達 ! ブルーのラインが爽やかなマグ
オールドアメリカンなミルクガラスの食器というと、
何といってもアンカーホッキング社のファイヤーキングが圧倒的な一番人気。
2番目に人気(だと思う)なのが、コーニング社のパイレックス。
ファイヤーキングブランドはもう無いけど（日本製の復刻版はある）、
パイレックスブランドは現在も存続しているため、
古いものは区別するため「オールドパイレックス」なんて呼んだりする。
今回紹介するのは、オールドパイレックスのブルーライン（ブルーバンド）パターンのマグ。
一杯のコーヒーを飲むのにはやや容量が大きめだけど、コロンとした丸いフォルムが可愛らしい。
個体差もあるだろうけど、ファイヤーキングのDハンドルマグとかと比べて製造時の継ぎ目やムラが少なめ。
フチの丸みも程よく口当たりが良い。
ぼってりとした分厚さもあり、深煎りのコーヒーとの相性が最高。
ブルーラインのパターンは高級感こそ無いものの見た目が爽やかで、
食べ物・飲み物が美味しそうに見えるので使いやすい。ザ・ダイナーウェアという感じ。
お気に入りのパターンなので、マグだけでなくボウルとかプレートとかもいくつか買い集めている。
なお、このパターン自体はパイレックス固有のものではなく、
ファイヤーキングブランドで似たようなパターン・形状のものも存在する。
物自体とはあまり関係ない薀蓄だが、
このブルーラインの食器はかつて米軍で使用されていたらしい。
その関係で、このマグはミリタリーショップで未使用の放出品が安価で入手できる。
古い食器は基本的に狙って入手するのが困難なだが、
今の所気軽に入手出来るのが嬉しい。
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