話題のゲーム UNDERTALE をやってみた

話題のゲーム UNDERTALE をやってみた

undertale
物語のキーキャラクター Floweyくん
セリフと表情のバリエーションが豊富

物凄く細かいところまで作りこまれたゲーム

久々にゲームを買ってドハマり。
買ったのは、Steamで販売している「UNDERTALE」。
たったの980円で買えるコンパクトなゲームでありながら、
独特の世界観とゲームシステム、それらにマッチしたBGMが評価され数々の賞を受賞している名作。

ジャンルはRPGだが、(ほぼ)全ての戦闘で平和的に解決する方法が用意されていて、
だれも殺さずにエンディングを迎えることができるのが特徴(もちろん逆も可)。
「戦闘」という要素はあるものの、メインではなく世界観やキャラクターの表現の一つの位置づけ。

日本語のキャッチコピーは、「誰も死ななくていいやさしいRPG」。

細かい分岐が非常に多いため見ていない要素もたくさんあるけど、
メインルートの攻略が終了したのでレビュー的なものを書いてみる。
ただ、このゲームの魅力はストーリー&演出なのだけど、
そのあたりは全てがネタバレになってしまうので、書けることはあまり無い。
  ※現時点で予備知識がない人は、何も知らない状態でプレイするのがオススメ

とりあえず、プレイしていて凄いと思ったのは、
恐ろしいくらい細かいところまで作りこまれていることと、
小説でも映画でもドラマでもアニメでもなく『ゲームであること』を最大限に活かした数々の演出方法。

一番凄いのは、プレイヤーの一つ一つの行動にゲーム側からの回答が用意されている点。
モンスターを殺した、殺さなかった、というようなストーリー上の選択で
登場人物たちのセリフが変わるのだが、誰が死に誰が生きている、
という組み合わせが網羅されている。

また、
  ・一度は殺したけどロードしてやり直した
  ・(2週目以降で)前の周回でこう行動した
  ・チートで主人公のステータスを上げた
  ・動画投稿サイトで動画を投稿している(!!)、
といったゲーム外の事柄にすらゲームからのレンスポンスがある。

もちろんストーリーの作りこみも非常に細やかで、
初めの名前入力画面すら後々の伏線になっているくらい。

また、ゲームバランスの調整も素晴らしい。
ごく一部の場面を除き難易度は低めで、ちょっと難しい場面では救済措置が用意されている。
ごく一部の高難易度な場面は、ストーリー的に「難しくても仕方がない」という場面なので、
何度もやり直すことになってもそれほどストレスはない。
若干アクション要素のあるゲームだが、アクションゲームが苦手な私でも最後までプレイすることができた。

2017/8/7現在、公式では日本語でプレイすることができないのが難点(素晴らしい翻訳の非公式日本語版はある)だけど、
もうすぐ公式日本語版も発売されるらしい。



周回前提なのでゲーム自体のボリュームはそれほど大きくなく、忙しい人でもサクッとプレイできる。
人によって合う合わないはあるだろうけど、個人的にはイチオシのゲーム。


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