東ティモール エルメラ 無農薬 ハイロースト -- 焙煎記録

東ティモール エルメラ 無農薬 ハイロースト -- 焙煎記録

東ティモールエルメラ無農薬ハイロースト

カラメルのような香ばしさの甘味系コーヒー

触ったことのない産地の豆の焙煎に挑戦してみた。
2002年に出来たばかりの新しい国、東ティモールのコーヒー。
石油や天然ガス等の天然資源に大きく依存した国というイメージだけど、
調べてみるとコーヒーの栽培にも力を入れているとのこと。

果たして、その味は。

予備知識なしの状態で生豆を触って、まず感じたのは欠点豆の少なさ。
選別後に数えてみると、欠点豆はなんと1kg中たったの61粒!!
目減りしないうえ、選別にかかる手間がすごく少なくて良い。
これだけでかなりの好印象。

マンデリンとかエチオピア&イエメンのモカとか、
味は好きだけど選別が大変すぎてだんだん嫌になってくるから、欠点豆の量は重要。

東ティモール エルメラ無農薬
見るからにきれいな生豆
焙煎度は、とりあえず1ハゼ終わりあたりのハイロースト。
知らない豆はとりあえずシティローストにすることが多いのだけど、
この猛暑なので焙煎時間をなるべく短くしたいというアレ。
ちなみにお店のオススメ焙煎度はハイ〜フルシティだった。
浅すぎず深すぎずが美味しい豆ということか。

コーヒーとフルーツケーキ

いつもに通り淹れて飲んでみると、口に広がるカラメルのような香ばしさ。
すごく甘い。
コーヒーの成分なんてどれもあまり変わらないはずなのに、どうしてこんなに甘みを感じるのか。

やや浅めの焙煎だけど、苦味もそれなりに感じる。
焙煎度を考えると、酸味はやや控えめか。
系統としてはバランスタイプ。

そして、もう一つの特徴は甘みの強さの割に後味がスッキリしていること。
決して味が薄いわけではないのに軽い不思議な感じ。

フルーツケーキと合わせてみたが思ったとおり好相性。
また、カラメル感を活かしミルク・砂糖を入れてみても美味しい。

豆の性質をもっとよく掴むため、次回はシティ〜フルシティあたりにしてみる。

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