Victorのマグ(未使用品)を入手した!

Victorのマグ(未使用品)を入手した!

Victorヘビーマグ

米海軍でも使用されたヘビーなマグ

重いマグは良い。
置いたときの安定感、持ち上げたときのずっしり感、分厚い飲み口…。
特に苦味の強い深煎りのコーヒーとの相性は抜群。
素材はファイヤーキングのエキストラヘビーとかのミルクガラス(ホウケイ酸ガラス)も良いが、磁器が最高。
強度があるから薄くできる、という磁器のメリットを丸ごと放り投げてる感じが最高。

今回入手したのは、そんな磁器製ヘビーマグの代表格Victorのマグ。
パイレックスのマグとかと同様、米海軍で使用されていたことで有名。
もう生産していないものなので基本は中古なのだけど、なんと未使用品を発見!
しかもペアで確保できた!
これは嬉しい。

さて、このマグの特徴だけど、一番はその重さ。
量ってみると500gほど。
普通のマグは300gのものが多いと思うので、1.5倍以上。
シェイプは完全に真っ直ぐではなく微妙に底側が広がってる。
重さと相まって抜群の安定感。
揺れる船の中で使っても倒れないのが、海軍で使うのに良かったそうな。
作りはかなり荒々しい。
形は微妙に歪んでるし釉薬のムラも多いし個体差も大きい。

あと、忘れてはいけないのは容量。
分厚いためで大きさの割にはかなり少ない。
120〜140cc程度のコーヒーを飲むのに丁度いいくらい。
これは人によってはデメリットだろうけど、私は容量の大きすぎるカップを持て余すことが多いのでこれはメリット。

使う際のポイントは、飲み物を入れる前にきちんと温めておくこと。
分厚いカップは保温性が高いのだけど、その反面注いだ飲み物の温度を奪ってしまうという欠点も。
事前に温めておくことで、その保温性を遺憾なく発揮してくれる。
合う飲み物は、何といっても深煎りコーヒー。
「舌は場所によって味の感じ方が違う」というのは誤りだったそうだし理由は分からないのだけど、
分厚いカップで飲むコーヒーは苦味がまろやかに感じられる。

とにかく無骨でクセのあるヘビーマグ。
人によって好き嫌いはあるだろうけど、好きな人にはとてもおすすめ。


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