御岳山「紅葉屋」くるみそば&くるみうどん

御岳山「紅葉屋」くるみそば&くるみうどん

くるみそば

御岳散策の休憩に

先日、御岳山に泊まりで行ってきた。
その際、1日目・2日目のお昼に利用したのがこの「紅葉屋」。

「御岳山」とだけ書くとちょっと紛らわしいが、
数年前噴火した長野の御嶽山(おんたけさん)ではなく、
東京都青梅市の御岳山(みたけさん)。
山岳信仰の聖地で、山の上の方には人々の暮らす御師集落(おししゅうらく)がある。

歴史的な話とかはともかく、綺麗で散策にはぴったりの場所。
有名な観光地とはいえ高尾山と比べるとややマイナーなので、そんなに混雑はしていない。
低山とはいえ気軽に歩ける散歩道ではないので、装備はしっかりと。
平地の装備で行くのはとても危ない。

さて、本題のこの紅葉屋なのだけど、アクセスする方法は2つ。
麓の滝本駅からケーブルカーで上まで行くか、自分の足で登るか。

私はせっかく山に来たのだから…と自分の足で登ることを選んだ。
しかし、これは失敗。

歩いて登るの、結構辛かった。
体力的にきついわけでもなく足場が悪いところもなく、それほど時間がかかるわけでもない。
でも、特にイベントもなく景色の変化も乏しい道なので、飽きてしまうのだ。
ついでに、その道は上で暮らす人々の生活道路でもあるので、車が結構通る。
道は細いので、車が通るときはギリギリまで端に寄らなくてはならない。
歩いて楽しい道は山頂近くからの分岐なので、基本的にはケーブルカーを使ったほうが良さそう。
次からそうしよう。

ケーブルカーを使ったにせよ自分の足で歩いたにせよ、
やや急勾配の道をそのまま道なりに歩くと、紅葉屋のある商店街にたどり着く。

紅葉屋の看板メニューは、すり潰したくるみの入っためんつゆで食べるくるみそば&うどん。
今回は1日目にそば、2日目にうどんを食べてみた。

そばは、自家製粉の手打ちとのこと。
くるみつゆは、想像よりもくるみが主張せずほんのりくるみ風味。
ザラつきはなくつるつると食べやすい。
若干味が濃い目だけど、山歩きで汗をかいた身体にはありがたい。

で、私が一番気に入ったのが蕎麦湯。
このくるみつゆ、蕎麦湯にして飲むとめちゃくちゃ美味い!

抹茶うどん

もう一つのくるみうどんは、ただのうどんではなく抹茶を練り込んだもの。
近くの綾広の滝にちなみ、綾広うどんというらしい。
そのまま食べてもそれほど抹茶感はないが、くるみつゆとの相性が抜群。
つるつると夢中で食べてしまう。

そばとうどん、どっちも美味しくて捨てがたい。
ただ、うどんには問題点が一つ。
それは蕎麦湯がないところ(あたりまえ)。
というわけで、複数人で行く場合は一人はそばを頼むことをオススメする。


食後はコーヒーを飲んで一息。
カップがかわいい。


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