格安だけど十分な性能
写真を撮るうえで最も大切なのは光。
なので、ライティングの機材は重要。
…と頭では分かっていても、なんとなく手を出しにくいのがライティング機器。
だって、高価だしなんか難しそうじゃん。
しかし、ちょっと前にウェッジウッドのジャスパーウェアを買って撮ってみて、
ライティング機材なしの必要性を痛感。
天井の照明だけでこのカップを綺麗に撮るのは無理だった。
で、Amazonでストロボを探していたら発見したのがこの「NEEWER TT560」。
お値段はなんと約3000円!
各社の純正ストロボは何万円もするのでこれは驚きの価格。
安すぎて怪しい感じもしたけど、とりあえずダメ元で買ってみた。
数日後、届いたものを試しに使ってみる。何も問題ない。
これは当たりだ。
ストロボ初心者だけど、使ってみての感想を書いてみる。
良いところ
基本的な機能は揃っている
ちゃんとカメラに取り付けられるし、ちゃんと光るし。
光の強さは8段階で調整できるし、
角度も上下左右にぐりぐりと動かせるので天井バウンスも壁バウンスも自由自在。
使い勝手はカメラ内蔵のしょぼいストロボに比べると天と地ほどの差。
上級者の方であればいろいろ不満も出てくるのだろうけど、私のような初心者であれば機能で困ることはないと思う。
とにかく安い
上でも書いたけど、純正ストロボと比較するとものすごく安い。
だいたい10分の1くらい?
例え一年で壊れて毎年買い替えることになったとしても、
純正品と同額になるのは10年後。すごい。
カメラのメーカーを選ばない
純正品のストロボは同じメーカーのカメラにしか使えないけど、
これはいろんなメーカーのカメラで使える。
カメラを乗り換える場合も買いなおさなくていいし、複数メーカーを使ってる人は使いまわすことができる。
悪いところ
マニュアル発光専用
たぶん、純正品と比べて一番の欠点がこれ。
自動調光などという気の利いたことはできないので、すべてマニュアル操作になる。
でもまあ、デジタルカメラって何度でも撮り直せるわけで、
難しいこと考えず本番撮影の前に試し撮りして設定を調整しておけば良いだけ。
個人的にはこの点はあまり気にならない。
バウンスできない状況で活躍するディフューザー
ストロボの光は、被写体に直接当てないのが基本。
室内の撮影であれば、天井なり壁なりを使ってバウンスさせればいいのだけど、
屋外ではそう都合よくいかない場合もある。
そこで活躍するのが光を和らげるディフューザー。
いい物を買おうとするとこれもなかなか高価なのだけど、
NEEWERのものは何と900円!
お食事中のムシヒキアブ |
交尾中のアオバネサルハムシ |
難点(?)は、屋外で使ってると何故かやたら虫が寄ってくること。
かわいいけど降りて |
コストパフォーマンスが最高
何はともあれ、この2点セットが4000円くらいで買えるのはすごい!
上級者の方々からすると物足りないのかもしれないけど、初心者が使う分には全く問題ない。
壊してしまっても痛くない値段なので、屋外でガンガン使う人には特にオススメ。
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