コーヒーのブレンド

ベトナムロブスタをブレンドで味わう

ベトナムロブスタをブレンドコーヒーに

先日焼いたベトナムロブスタ フレンチローストを使って、
手持ちの豆でちょっとだけブレンドコーヒーを作ってみた。

ストレートで飲むと強烈すぎてイマイチだったが、
ブレンドすることでどう化けるのか。

①ベトナムロブスタ フレンチロースト 50% ＋ ブラジル フルシティロースト 50%

ひとまず、無難にアイスコーヒー用のブレンド。
酸味が少なく苦味が強い、アイスコーヒー向けの組み合わせ。
抽出方法は水出しで。

味は、普通に美味い。ガツンとした苦味で目が覚める感じ。
ただ、若干ロブスタの臭みを感じる。

②ベトナムロブスタ フレンチロースト 40% ＋ ブラジル フルシティロースト 60%

抽出方法は同じく水出しで。
ロブスタ：ブラジルが半々だとちょっとロブスタ臭かったので、
10％だけ減らしてみた。

ほんの少し比率を変えただけだが、これは大正解。
臭いが気にならなくなり、スッキリとした美味しさ。
水筒に入れて持ち歩き、仕事中に飲むのにぴったり。

③ベトナムロブスタフレンチロースト 10% ＋ ケニア ミディアムロースト 90%

次は、浅めに焼いたケニアとの組み合わせ。
抽出はネルドリップ。

真逆の性質を持つ豆とのブレンドだが、
これがかなり美味しい。
浅煎りケニアに足りないボディ感を、程よく補うことができる。
ロブ臭さも、このくらいの量ならケニアのフルーティな香りを引き立てる良いアクセントに。

ただ、浅煎りケニアの酸味はだいぶ弱まってしまうので、
好みによってはロブスタをもう少し減らしても良いかも。

④ベトナムロブスタフレンチロースト 5% ＋ ケニア ミディアムロースト 95%

最後は、ロブスタを完全に隠し味として使う組み合わせ。

これもネルドリップで。

強烈な個性を持つロブスタだが、ここまで減らすとさすがに存在感が薄れる。

苦味とコクがほんの少しプラスされた浅煎りケニア、という感じ。

とりあえずの所感：

ほんの少ししか試してないが、ロブスタはブレンドに使えば普通に美味しい。

選別、焙煎の手間（コスト）を考えると、常用するかは微妙なところだが、

いつものコーヒーに変化をつけるのには良い。

使い方としては、浅煎りの豆にアクセントとして少量混ぜるのが美味しいのかも。