Fed 5B と Industar61 (L39) -- 初めての銀塩カメラ

Fed 5B と Industar61 (L39) -- 初めての銀塩カメラ

海岸
海に浮かんでるのはまさかのカルガモだった

初めての銀塩カメラはソ連製

デジタル世代なので、ちょっと前までフィルムを触ったことがなかった。
せっかく銀塩時代の古いレンズを使ってるんだし、カメラも同じくらいの年代のものを使いたくなった。

ということで買ってみたのが、ソ連製のレンジファインダーカメラ Fed 5B。

Fed 5B

ソ連の光学製品というと、レンズは良いけどカメラは…というのが定説。
このFed 5Bも、評判はすこぶる良くない。その分、値段は格安。
標準レンズ Industar 61 55mm F2.8付き、送料込みでその辺のオールドレンズ一本より安いくらい。
おもちゃを買ったつもりで気軽に遊んでみた。

フェンス
フェンス
使ってみると、ファインダーが緑がかっていること、
ファインダーの二重像が縦に大幅にズレてること、
近接域の距離計が大幅に狂ってることを除けば普通に使える。

露出計はもともと付いてないので露出は勘、
距離計も信用できないので目測でシャッターを切ってみたが、思ったよりは普通に写ってる。

初めての銀塩なので良いのか悪いのか分からないが、
この優しい感じの写りは結構好き。

唯一気になったのは、後半のコマほぼ全てのに上の写真のような横線が入っていること。
光漏れという感じではないので、おそらく埃を巻き込んだかカメラ内のどこかに当たったかで
フィルムが傷ついてしまったのだと思う。
とりあえずカメラ内部にブロアを吹いてみたけど、
次のフィルムでも発生するようなら、真面目に原因調査する予定。

ユリカモメ
ユリカモメくんは近寄っても逃げない
前ボケ
前ボケ

観覧車
なんか廃遊園地感出ちゃったけど普通に現役の観覧車
橋の下
うっすらフレア
手持ちでバルブ撮影
手持ちでバルブ撮影という愚行を行った結果
公園散歩
この写りは公園の風景と相性がいいと思う

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