ハイチ マールブロンシュ ミディアムロースト -- 焙煎記録

ハイチ マールブロンシュ ミディアムロースト -- 焙煎記録

ハイチ マールブロンシュ

花のような甘い香り

かの有名なジャマイカのブルーマウンテンをはじめとし、
カリブ海系のコーヒーは浅煎りで美味しく飲めるものが多い。
入手性がそれほど良くないのが難点だけど、浅煎り好きとしては是非狙って行きたい地域。

販売元の情報によると、このハイチ マールブロンシュはブルーマウンテンに近い風味らしい。
ちゃんとしたブルーマウンテンは焙煎したことも飲んだこともないので、実はよく分からない。
なおハイチのコーヒー豆については、焙煎済みの物を買ったことはあるが、自分で焼くのは初めて。

焙煎度は、1ハゼの「ポッ、ポッ」という音が激しくなってきたあたりで取り出したミディアムロースト。
いわゆるアメリカンコーヒーによくある感じの焼き具合を目指した。
焙煎中、排気から蒸れたような青臭い臭いがして不安がいっぱいの仕上がり。
私はテストスプーンをほぼ使わず聴覚と嗅覚を頼りにアバウトに焙煎しているため、
排気の臭いが変、というのはかなりの大問題。
失敗したかも、と思って軽く凹む。

ハイチマールブロンシュとマクベスエバンス
浅めの焙煎の豆はデプレッショングラスが合うと思う

しかし、淹れてみると予想は大きく裏切られる。
普段の浅煎り豆と同じように、気持ち細かめに挽いて、
高めの温度のお湯をジョボジョボと注ぐと、焙煎中の青臭さからは
想像できないような甘い香りがフワッと上ってきた。
香りの系統はなんて表現すればいいのか迷う感じだが、花のようと言うと近いかもしれない。

味は浅煎り豆によくある酸味系。
酸味がまろやかなので、浅煎りの酸味が苦手な人でもいけるかも。
苦味はほとんどなく、わずかな甘みがある。

重量:
300g → 262g (約12.6%減)

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