チーズ

ラングル（フランス製ウォッシュチーズ）

上部のくぼみが特徴  癖が少なく皮まで食べやすいウォッシュチーズ

またフランス産ウォッシュチーズを買ってみた。フランスのウォッシュチーズ「ラングル」。

ラングル高原で作られるのでラングルという名前らしい。

見た目の特徴は、表面のシワと上部のくぼみ。
この上部のくぼみは、上下を反転させずに熟成させるためできるもので、フォンティーヌ（泉）と呼ばれているそう。
現地だと、ここにマール酒やらシャンパンやらを注いで追加熟成させて食べるらしい。
当然そんなおしゃれなお酒は持っていないので今回はそのまま食べた。

見た目はなかなか本格感があるが、食べてみると味・臭い共にマイルド。
エポワスやらモンドールやらに比べるととても初心者向け。
なんといっても特徴的なのは表皮の食べやすさ。
基本的に、ウォッシュチーズの表皮はとっても臭いや味の個性が強烈で、捨ててしまう人もいるくらいの箇所。
モンドールの表皮とか、焼いて食べると家中凄い臭いになる。美味しいけど。
ところがこのラングルの表皮は、ちょっと特徴的な風味はあるものの普通に美味しく食べられる。
これはいい。
  ※お店の人のオススメの食べごろ日に食べての感想。
      もうちょっと熟成を進めると印象が変わるのかも。

味は、やや塩気が強く濃厚でクリーミー。
ウニに似ている、と表現する人もいるよう。
気合を入れず気軽に食べられるウォッシュチーズとして良さそう。