爽やかな緑色の豆で水羊羹作り
緑豆もやしは、誰しも一度はお世話になったことがある(?)、懐に優しい優良野菜。
ところが、緑豆もやしの原料である「緑豆(リョクトウ)」自体は、日本ではあまりメジャーな食材ではない。
どういう姿の豆なのか、知らない人も多いと思う。
この綺麗な色の豆が緑豆 |
緑豆は、アジア〜中東の広い地域で食べられている食材。
輸入食品店にでも行けば、かなり安価に購入できるはず。
行くのが面倒ならamazonでも売ってる。
輸入食品店にでも行けば、かなり安価に購入できるはず。
行くのが面倒ならamazonでも売ってる。
どう調理すればいいか、という点だが、
小豆の仲間なので性質・味は基本的に小豆に近い。
栄養価も小豆同様優秀。
小豆に似ているということは、ほぼ同じ感覚で餡子をつくることができるということ。
ということで、今回は緑豆こしあんで水羊羹を作ってみた。
材料
・緑豆 200g
・砂糖 450g (こしあん用250g、羊羹作り用200g)
・棒寒天 1本(7〜8gくらい)
・水 適宜
下準備
・棒寒天は、一晩水に漬けておく
緑豆こしあん作り(これがけっこう大変)
①緑豆200gを水で洗い、鍋に入れる。たっぷりの水を注ぎ、強火にかける。
②沸騰したら、鍋の中で軽く豆が踊る程度の火加減にし、30分ほど茹でる。
③緑豆をザルにあけ、茹で汁は捨てる。ここまでが、いわゆる「渋抜き」の工程。
④再び緑豆を鍋に入れ、たっぷりめの水を注ぎ強火にかける。
⑤沸騰直前で火をとろ火にする。
⑥沸騰させないような状態で1時間ほどキープする。
緑豆がグズグズに柔らかくなっていることが確認できたら火を止める。
⑦漉し器を使い、豆の皮を取り除く。※一番大変な工程
水分が少なくなってきたら、適宜水を足しながら漉すと少し楽。
水は今後の工程で捨てるので気にしなくて良い。
水は今後の工程で捨てるので気にしなくて良い。
⑧漉し終えたものを5分ほど放置する。
⑩ ⑧、⑨を2〜3回繰り返す。※上澄みがだんだん透き通ってくる。
⑪残ったものを布巾で包んで絞り、水分を捨てる。
⑭色が濃くなり、こしあんの固さになるまで中〜強火で加熱する。
繰り返しだが、焦げないようによく混ぜること。また、結構跳ねるので注意。
⑨上澄みと本体が分離するので、上澄みだけをそっと捨てる。
⑩ ⑧、⑨を2〜3回繰り返す。※上澄みがだんだん透き通ってくる。
⑪残ったものを布巾で包んで絞り、水分を捨てる。
⑬非常に焦げやすいので、常に底からよく混ぜながら加熱する。
加熱しながら、計250gの砂糖を小分けに少しずつ入れ、よく溶かす。
⑭色が濃くなり、こしあんの固さになるまで中〜強火で加熱する。
繰り返しだが、焦げないようによく混ぜること。また、結構跳ねるので注意。
⑮火を止めたら、緑豆こしあんの完成!!
緑豆水羊羹作り(こっちはとても簡単)
①水に漬けておいた棒寒天を取り出し、よく絞る。
②絞った棒寒天と水500ccを鍋に入れ、強火にかけて寒天をよく溶かす。
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