Linux使いなら取っておきたい(?)資格
超ドケチなので、OS代節約のために自宅のメインPCにLinux Mintを採用している。
せっかく毎日Linuxを触っているので、先日LPIC Level2という資格を取ってきた。
そもそもLPICとは
LPICというのは、LPIという団体が運営しているLinux技術者の認定資格。
日本だけでなく世界で通用する国際的な資格らしい。
レベル1、レベル2、レベル3の3つのグレードがあり、
レベル1 → Linuxの基本操作とシステム管理ができる技術者であること
レベル2 → Linuxの応用的なシステム管理やサーバ構築が可能な技術者であること
レベル3 → Linuxの各分野の最高レベルの技術力を持つ専門家であること
がそれぞれ証明できるらしい。
詳しい説明はこの辺。
レベル1はだいぶ前に取ったので、今回受験したのはレベル2。
受けた感想
このLPIC Level2だが、難易度自体はそれほど高くない。
たぶんIPAの基本情報技術者よりも簡単。
※もっとも、IPA試験は思考力重視、これは知識重視なので単純比較はできない
ただ、以下のような理由からモチベーション維持が大変だった。
なのでひーひー言いながら勉強することに。
なのでひーひー言いながら勉強することに。
・出題内容の多くは、設定ファイル名、設定項目/内容の暗記。
仕組みさえ理解していれば、実際に使う際にググれば良いだけの内容。
・特に202試験では,各ミドルウェアごとの細かい内容等、
重箱の隅を突くようなものが多い。
・私は暗記がとても苦手。
「ググればいいじゃん」と思ってしまい覚える気にならない。
で、受験したことが自分にとってプラスになったかどうかだが、
これは間違いなく受験して良かったと考えている。
普段からLinuxを触っていても、触る部分にはどうしても偏りが出てしまうのだが、
この試験勉強を通してその隙間をかなり埋めることができたと思う。
勉強法
使った参考書はこれ。選んだ理由は、レベル1のときに使っていた「あずき本」は読んでいると非常に眠くなったから。
ただ、選んだ方の本も読むと眠くなることに変わりはなかったので、
悪いのは本ではなく私自身だったよう。
中身を立ち読みしてみて気に入った本を選べば良いと思う。
問題集だが、これは問題集サイトのPing-t一択。
理由は簡単。
本試験では、ここの問題と全く同じものが結構出るから。
身も蓋もない話だが、仕方がない。
本と違って月単位の課金制なのが難点だが、
一ヶ月だけ課金してサクッと合格してしまおう。
ドケチな人は、ついでにciscoとかoracleの勉強してみると良いのかも。
勉強法は、参考書をざっくりと読む、検証環境作って触る、問題集解く、
をひたすら繰り返すしかない。
検証環境を作るのは特に大事だと思う。
やっぱり手を動かさないと覚えられない。
注意点とか
実はこのLPIC Level2、私が受けた4.0は古いバージョンだ。
2017年2月13日から新バージョンの4.5が始まっているのだが、
2017年8月12日までは前バージョンの4.0も選択することができる。
4.0はけっこう古臭い内容なのに対し、
4.5では何かと話題のsystemdとか最近主流のUEFIとか、
その辺の新しめの技術が試験範囲になっている模様。
多分難しくなってると思うし、Ping-tも2017年5月3日時点で4.5未対応なので、
簡単に受かりたい人は急いだほうがいい。
ところで非推奨ツールと化したnet-toolsの扱いとか、4.5ではどうなってるのでしょう。
最後に重要な注意事項。
試験用の検証環境はCentOSを使う人が多いと思うのだけど、
4.0を受験する場合はバージョン6系以前のもの、
4.5を受験する場合は7系を選択すること。
これを間違えてしまうとまともな検証ができなくなって大変だと思う。
最後に重要な注意事項。
試験用の検証環境はCentOSを使う人が多いと思うのだけど、
4.0を受験する場合はバージョン6系以前のもの、
4.5を受験する場合は7系を選択すること。
これを間違えてしまうとまともな検証ができなくなって大変だと思う。
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