カメルーン カプラミ ロングベリー ミディアムロースト -- 焙煎記録

カメルーン カプラミ ロングベリー ミディアムロースト -- 焙煎記録

カメルーン カプラミ ロングベリー ミディアムロースト

クリアで軽いのに『濃い』印象の豆

こんどはかなり浅めにミディアムローストにしてみた。
深煎りのギラギラした感じも良いけど、浅煎りの爽やかな茶色はやっぱり綺麗。
焼き上がりの見た目は凄く良い。

前回も感じたけど、この豆欠点豆の除去さえ丁寧にやってしまえばすごく扱いやすい。
温度や状態の変化がとても素直なので、狙ったタイミングで煙が出始めたりハゼが始まったり。
なんというか、焼け方に癖がないので思った通りに焙煎できる。
入手性にやや難があるけど、焙煎初心者でも安心して焼ける豆の一つだと思う。

ネルで抽出

いつもの手つきネルを使い、90度くらいのやや高めのお湯でジャーっと手早く抽出。
焙煎直後に試飲をした際は、エグみが強く正直あまり美味しくなかった。
でも4,5日後に突如味が全くの別物に。これは良い味。

焙煎が浅いため苦味はほとんど無く、かといって酸味もそれほどない。
非常に軽くクリアな味。
…と書くと、なんか薄そうな感じだが、そんなことは全くない。

前回のシティローストの時もちょっと思ったけど、
この豆、『旨み』のようなものが非常に強い。
味の主張はあまり強くないが、この『旨み』が濃厚。
小さな豆の中に、美味しさがギュッと詰まっているような印象。

販売店によれば、この豆を栽培している農家さんはあまり豊かではなく、
殺虫剤や農薬を買う余裕がないためほぼ何もしていない状態、とのこと。

そういった事情がこの『旨み』につながっているのだろうか。


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