インド・ネパール料理 飲食店

稲荷町「ハリマ ケバブ ビリヤニ」 ビリヤニセット（ホクホクチキンビリヤニ）

スパイシーだけど上品な味のビリヤニ

普段あまり歩かない道を散歩してみると、

思いがけず美味しいお店を見つけることができたりするもの。

合羽橋道具屋街に用事があり、

気まぐれで上野駅から歩いてみたときに発見したのがこの「ハリマ ケバブ ビリヤニ」。

場所は、上野駅の東側。

上野警察署とか上野消防署とかがあるあたり。

最寄り駅は稲荷町だけど、上野からもそんなに遠くない。

通りかかったのはお昼時の少し前。

店内は既に沢山のお客さんで賑わっていた。

これは期待できる、と思い即決で入店。

メニューは、カレーやビリヤニが中心。

少し迷いつつも、ビリヤニが食べたかったのでチキンビリヤニのセットを注文。

すぐに出てきたのがこのサラダとスープ（ラッサム？サンバル？）。

インド料理屋さんって、金属のお皿で料理を出すところが多いのだけど、
このお店のお皿は磁器製。これだけでなんとなく高級感がある。

軽い気持ちでスープを口に含んでみたら、これが予想外の辛さ（私は辛いのがわりと苦手）。
何のスパイスかは分からないけど、喉に貼り付くような辛み。
これ単品を飲み続けるのは辛い（つらい）。
でも、美味い。あまり馴染みの無いスパイスの味だけど、美味いのは間違いない。
船堀のゴヴィンダス（日本に住むインド人に大人気のインド料理屋さん）で飲んだスープと
似た系統のあじだから、たぶん本場の味に近いのだと思う。

次に出てきたのがメインのビリヤニとライタ（一番上の写真）。
ふんわりとしたお米がまだら模様になっていて、食欲をそそる。

だいたい予想はしていたけど、これまたなかなか強烈な辛さ。
スープのような貼り付く辛さではなくスッと引く辛みではあるけど、辛いものは辛い。

辛い辛いと思いながら食べ進んでいくうちに、
ふと気付いたのがその味のバランスの良さ。
確かに辛いのだけど、ただ辛いだけでなく、
スパイスの味とか香りとか、綿密に計算されているような印象。
なんというか、上品。
あまり知識がないので、詳しいことはよく分からないのだけど。

予想以上の辛さに一瞬怯んだものの、食べ終わるころにはもっと食べたいという気持ちになっていらた。

あまり通らない場所だけど、機会があったらまた行きたいお店。
都内の別の場所に系列店が何店かあるようなので、そっちでもよさそう。