夜の両国ジャンクションを撮影してみた

夜の両国ジャンクションを撮影してみた

中判カメラで両国ジャンクション
Kiev60, Zodiak8 30mm F3.5 Lomo100

夜のジャンクションはきれい

「ジャンクション夜景」という撮影ジャンルがあることを知ったので、
ちょっと前に撮りに行ってきた。

向かった先は両国ジャンクション。
隅田川脇、南北に長く続く隅田川テラスの両国付近。
水上に位置するジャンクションなので、川に光が反射してきれいかも、とか
頻繁に行き来する屋形船も撮影できそう、というのがここを選んだ理由。

日没の一時間前くらいに辿り着き、
三脚をセットし持参のパイプ椅子に座り待機。

しかしこの場所、明るいうちはお世辞にも綺麗な場所とはいえない。
なんか薄汚れているし、ゴミやタバコの吸い殻もけっこう落ちている。

明るい両国ジャンクション
Super Multi Coated Takumar 28mm F3.5
ひと気は少なく、たまにジョギング中の方が通りかかるくらい。
あと、イソヒヨドリが通りかかって地面に落ちている何かを食べていた。
海から少し距離があるけど、こんなところにも来るのね。

椅子に座ったまま、ぼーっと川の様子を眺めていると、
ようやくあたりが暗くなってきた。
満を持して撮影開始。



屋形船を線にして写したかったので、
ISOを100にセットしてF16まで絞り込んで1分くらい露光。

買ったばかりのクロスフィルターも使ってみたのだけど、
撮れた写真を見るとせっかくの線が途切れてしまっていた。
調べたら、絞り過ぎると線が上手く出ない模様。
クロスフィルターをしっかり出しつつ長時間露光したい場合は、
NDフィルターとの併用が必要かも知れない。
勉強になった。

あと、フィルムで撮る際に注意すべきは相反則不軌だということも学習。
細かい説明は省くけど(あまり理解してない)、弱い光を長時間露光で撮ろうとすると
カラーバランスがすっ転ぶ。一番上の写真みたいに。

ちなみに、一番上の写真のホワイトバランスをソフトで補正するとこんな感じ。
相反則不軌を補正


それにしても、暗さってのは凄いもので、
明るいうちは薄汚かった風景も、こんなにきれいに見えるようになる。

0 件のコメント :

コメントを投稿