ウェッジウッド ジャスパー (Dancing Hours)

ウェッジウッド ジャスパー (Dancing Hours)

ジャスパー
Wedgwood Jasperware Dancing Hours

ウェッジウッドの代表作 ジャスパー

デパートの食器売り場とかで、一際目を引くのがウェッジウッド ジャスパー。
マットで優しい色合いと白のレリーフが美しい。

ずっと欲しいと思っていたのだけど、
そこそこ高価なのとデリケートそうなので買うのを躊躇していた。
持ってる人も使わず飾っている場合が多く、
実用品としてはボーンチャイナが選択されているイメージ。

ところが、調べてみるとこれが実はけっこう丈夫な素材とのこと。
丈夫なだけでなく、使い込むと風合いが変化し味わいが出るのだとか。
それを知って、早速買ってみた。

柄は、フラックスマンの代表的デザインのDancing Hoursを選択。
色はペールブルーとピンクをペアで。

この独特な素材、正体は無釉のストーンウェア。
日本語で言うと炻器(せっき)、半磁器、焼締めとかその類。
陶器のような柔らかい質感は持っているものの、
高温で焼かれているため吸水性はない。
表面がザラザラなのと細かいレリーフがあるので、
ツルツルの磁器と比較すると汚れが落ちにくいものの、
そこまでメンテナンスが大変なものではなさそう。

早速、コーヒーを入れて飲んでみる。
やや厚手なのと表面にザラつきがあるせいか、
陶器のカップで飲んだ時と同じように苦味を感じにくい。明らかに丸い味になる。
口当たりはあまり良くないが、何度か使ったら表面が馴染んできたのか
少しマシになったような気がする。

日常の食器として5年,10年と使い込み、
風合いの変化を見て行きたい。

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