飲食店 喫茶店以外

『カタマリ肉ステーキ＆サラダバー にくスタ』に行ってきた

あのワタミ系列の格安ステーキ屋さん

かつて、泣く子も黙るブラック企業(?)として名を馳せたワタミ。

そのイメージもあり、なんとなく系列の飲食店は避けていたのだけど、

今回知らず知らずのうちに入ってしまった。

『カタマリ肉ステーキ＆サラダバー にくスタ』。

ステーキを格安で食べることができ、さらに食べ放題のサラダ＆デリカバーまで付くのがウリのお店だ。

ワタミ系列だということを前面に出していない、いわゆる『隠れワタミ』。

街で見かけてたまたま入ったのだけど、店内でググるまでまったく気付かなかった。

ワタミ系列ということで若干色眼鏡で見てしまっていいるかもしれないが、

なるべく偏見なく利用した感想を書いてみる。

値段と味のバランスの良さはさすが

注文したのはブリスケットスカートステーキ。

部位の特性上、硬めではあるが旨味がある。

この値段であることを考えれば十分な美味さ。

で、特筆すべきはサラダ＆デリカバー。

似たコンセプトの他店（ブロンコビリー等）と比べると格段に質が良く、種類も豊富。

私の好みからすると若干味が濃いが、想像よりはるかに良い。

特徴的なのは同じ材料を複数のメニューで使い回す等、質を下げずにコストを下げる工夫が見受けられること。

例えば、コリンキー（サラダカボチャ）。

サラダや蒸し野菜等々、様々な方法で使われていた。

これ、スーパーとかでワタミファーム産のものが売られているのをよく見るし、

契約農家で作られたものなのだろう。

このあたりは、さすが大手居酒屋のノウハウということか。

以前問題になった「ワタミの介護」も、食事は美味しかったという評判を聞く。

ワタミ系列ということ気にしないのであれば良いお店

率直な感想だが、飲食店としてはすごく良かった。

この値段でこれだけの満足感を得られるお店はなかなかない。

ところで、働き方改革が進められる昨今、ワタミの労働環境はどうなっているのか。

調べてみると、だいぶ「ホワイト化」が進んでいるというニュースもあるし気になるところ。