抽出器具

ハリオのコニカルビーカーをコーヒーサーバーに

ハリオ コニカルビーカー 300ml をコーヒーサーバーに
カップはいつものマクベスエバンス

コーヒーサーバーは自由に選べる

コーヒー器具は、何を使うかで出来上がりのコーヒーの味が変わるものが多い。

そんな中、コーヒーサーバーは特にコーヒーの味に影響するようなものではないので、

見た目が気に入ったものを自由に選ぶことができる。

ペーパードリップなら、ドリッパーを置いた時の安定感を考えなければならないが

ネルドリップの場合は本当にほとんど制約がない。

そんなわけで、私はハリオのコニカルビーカーをコーヒーサーバーとして使っている。

適度に厨二ゴコロをくすぐるデザインが素敵。

デザイン的にはコニカルビーカーより三角フラスコのほうが好みだが、

さすがにアレはコーヒーサーバーにできなさそう。

ケメックスとかサイフォンとか、もともとコーヒー器具には実験器具由来のものが多い。

そのため、コーヒーと実験器具の親和性は高い（と思う）。

コニカルビーカーを使うメリット

見た目だけでなく、コニカルビーカーにはコーヒーサーバーに向いている点が多い。

・耐熱性

  基本的なことだが、熱いコーヒーを入れても大丈夫な耐熱性がある。

・正確な目盛り

  実験器具として見れば、メスシリンダーほど正確なわけではないが、

  コーヒーの抽出器具としては十分正確な目盛りがついている。

  美味しいコーヒーを淹れるうえで、豆の量とコーヒーの抽出量のバランスはとても大切なため、

  信頼できる目盛りが付いているのはうれしい。

  私の使っている300mlのものはコーヒー2杯を淹れるのにぴったり。

・液ダレしにくい注ぎ口

  注ぎ口の形状が良く、カップに注いだ時に液ダレしにくい。

・コンパクトで収納性が良い

  取手がなくスリムな形状のため、収納場所をとらない。

・安価で入手性が良い

  安価なため、気軽に普段使い出来る。

  ケメックスのハンドブロウとかは割ってしまうと精神的ダメージがデカそうだが、

  安くて入手性も良いため余計なことを気にせず気にせず普段使いできる。

  もちろん、大切に使うことは前提だが。

・抽出後の撹拌がやりやすい

  もともと液体を混ぜる器具なので、撹拌がやりやすい。

  コーヒーの抽出後、濃度にムラができないよう軽く撹拌を行うと良いが、

  コニカルビーカーは首のところをつまんで振ることで簡単に撹拌できる。

欠点は、取手がないため熱くなりやすいこと、

慣れればあまり気にならないが、火傷には注意。