甘味、酸味、塩味のバランスでトマトの美味しさを味わいつくす
ものすごく作りこまれた味のnuma cafeの期間限定農家パフェ。
毎回毎回、コース料理のように構成された完成度の高い品に驚かされる。
※今までの
いつもお店のインスタをチェックして新作が出たら食べに行くのだけど、
今回はまだ未発表のタイミングで行ってみた。
たぶん今日発売だろう、という予想は見事的中。
初日に新作を食べることができた。
今回のパフェは、トマトづくしのトマトパフェ。
糖度の高いトマトの甘味、酸味を中心に、
上から振りかけられた塩や上層のせんべいの塩味で引き締めた作りになっている。
初夏にふさわしい爽やかな味わいだが、けっこうボリュームがあり満腹になる。
※以下、内容を見ていく
上から構成を見ていくと、まず最初に目につく生のトマト。
これ、実は間にモツァレラチーズが挟み込まれたカプレーゼのような状態になっていて、
添えられたせんべいと一緒に食べるようになっている。
(トマトの甘味はかなり強いものの)スイーツというよりコース料理の前菜のようだが、
「食欲をそそる」という前菜本来の役割を見事に果たしている。
これをパフェの一番上に持ってくるセンスが凄い。
その横のミニトマトも糖度が高く単純に美味しい。
次層、甘いトマトシャーベット。
ちょっと暑くなり始めたこの時期にふさわしい爽やかさ。
いきなりシャーベットではなく、一番上のカプレーゼで口が出来上がっている状態に
これが来るのでより美味しくなっていると思う。
中層は甘いチーズクリームと、濃厚なトマトゼリーのハーモニー。
乳製品とトマトという、相性の良さの見本のような組み合わせで攻めてくる。
一見王道の構成だが、ここに一つ変化球。
見えないように少量だけ組み込まれたタマゴボーロ。
食感に変化をつけて飽きを防ぐ憎い演出。
下層。
締めには爽やかなライチゼリー。
中に浮かんだミニトマトは見た目がお洒落なだけでなく、
上質な甘みでトマトパフェの食べ納めを飾る役割に。
一見「スイーツらしさ」は低めだが、
素材の良さと突出した構成力によって完成度の高いスイーツとして成立しているところが見事。
手賀沼横とやや辺鄙なところのお店だけど、
ちょっとでも興味があるなら是非遠出してでも食べるべきパフェだと思う。
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