Rodenstock Rodagon 80mm F5.6 フィルムスキャナ用レンズで撮影する

Rodenstock Rodagon 80mm F5.6 フィルムスキャナ用レンズで撮影する

フィルムスキャナ用レンズでハトのカップルを撮影
Rodenstock Rodagon 80mm F5.6 (フィルムスキャナ用)でハトのカップルを撮影 ヘリコイドリング使用
最近、いわゆる「レンズ沼」という世界に片足を突っ込んでしまっているような気がする。
レンズを付け替えるだけで撮る写真の雰囲気がガラッと変わる、
というのが楽しく、安いレンズを見ると、ついつい買ってしまう。

買ったレンズをカメラに装着し、休日にふらふらと散歩しながら
どうでもいい感じの写真を撮る、というのが趣味になってきている。

というわけで、今回購入したのがこれ。
珍しいフィルムスキャナ用のロダゴン
RodenstockのRodagon 80mm F5.6。 ただ、このレンズはちょっと特殊。 「ローデンシュトックのロダゴン 80mm f5.6」というと、普通は引き伸ばしレンズなのだが、 これは同名の別レンズ。
ネットで調べてみたところ、Scitexのフィルムスキャナで使用するレンズらしい。
ヘリコイド機構はなく、マウント部分はL39。
ここまでは通常の引き伸ばしレンズと同じ。
ベローズやヘリコイドリングを使えば普通に撮影が可能。
写りも、普通に引き伸ばしレンズみたいな感じ。

ただ、決定的に違う点が一点。
絞りが完全に固定なのだ。
ドーナツ状の一枚絞り
絞りなんか必要ねぇんだよ!
通常、「絞り固定のレンズ」というと、開放F値固定のズームレンズを指すと思うが、 そういうレベルの問題ではなく、文字通り絞りを動かす機構自体が存在しない。
この限りなくシンプルな感じ、すごく気に入った。
可動部分が存在しないから、トラブルが発生することが限りなく少なそうだし、
絞りの形は(あたりまえだが)常に真円だし。

絞り変更不可、というのは不便は不便だが、なんとかなるレベルの不便さだと思う。
どうしても絞りを変えたいのなら、別のレンズに変えれば良いだけの話。

0 件のコメント :

コメントを投稿