米の値上がりが凄いからカルローズ米を導入してみた

米の値上がりが凄いからカルローズ米を導入してみた

カルローズ

普通に食べても良し、加工用にはさらに良し

最近、米の値上がりが凄い。
ニュースを見てみると、3年で3割も値上がりしているのだとか!
さらに、今年10月には消費税が10%に。
食品は据え置きとはいえ、こんなんやってられるか!

ということで、米代を節約してみることにした。

買ってみたのは業務スーパーで売っているカルローズ米。
値段はなんと5kg1200円ほど。
安い!!

気になるのが味。
1993年の「平成の米騒動」で質の悪いタイ米が出回って(※)以来、
日本人の外国産米に対する不信感は根深い。
実際、カルローズ米の評判を調べてみると、
マイナス方向のバイアスがかかっていそうなレビューがちらほら。

※当時は、日本の米が売れなくならないようあえて不味い米を流通させた。
輸入食品店でちゃんとしたタイ米を買うと、普通に美味しいのが分かると思う。
正直、この件は国を挙げたタイ米へのネガティブキャンペーンだと思ってる。

そもそもカルローズ米とは

日本のお米の多くは短粒種。
粘りがあり甘みともっちりとした食感を持つものが多い。

それに対し、タイ米やインドのバスマティ等は長粒種。
粘りが少なくサラッとしていてスパイスとの相性が良い。

今回買ったカルローズは、この二つの中間の特徴を持つ中粒種。
短粒種のように炊いても長粒種のように調理用に使っても、どちらでもイケるのが特徴。

実際に食べてみた

自分の舌で味を確かめてみた。

まず、普通に炊いてみた。
いつもの日本のお米の水加減で炊くと、思ったよりサラッとせず柔らかめ。
食べてみると、香りや甘みが少なくあっさり目。
…これ、アレだ。
ファミレスのライスの味。
特段美味しくはないが、普通に食べられる。
少なくとも、日本の激安のブレンド米より格段に美味しい。
主張がないので味の濃い洋風のおかずと合わせると良い。
あと、冷めたときの味の劣化が少ないので弁当用にも良い。
若干水加減を少なめにして、硬めに炊くとあっさり感が生きてより美味しく。

次に、調理用途。
カレーにチャーハンに。
インドカレー用としては、バスマティほどマッチしないがそれでも日本のお米より合う。

チャーハンにはすごくよく合う。
冷凍したものを解凍して使ったが、よりサラッとした仕上がりに。

米としての特性が違うので日本のお米の単純な代替品にはならないけど、
特徴を理解して使うのならとても良い選択肢になる、という印象。

なにより魅力的なのはこの激安価格。
物価や税金は上がり給料は上がらない昨今。
この一点は非常に魅力的。
生活費削減のため、今後もリピートしようと思う。

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