南インドの家庭料理のお店
漫画家の流水りんこさんとクーダトディ・サッシーさん夫妻が
経営する南インド料理屋さん「ケララバワン」に行ってきた。
流水りんこさんの漫画は、読んだことがないのだけど、
「働く!!インド人」という漫画にこのお店のオープンの経緯が書かれているのだとか。
お店の場所は練馬駅のすぐ近くで、アクセスは良好。
このお店の特徴は、豪華な料理でなくあくまで南インドの家庭料理をだしていること。
インド料理=辛い!というイメージがあるが、
辛みはあくまで他の味覚とのバランスのひとつ、という位置づけとのこと。
スパイスや油の使用量は控えめで、身体にやさしそう。
店内にはインド料理屋さんらしい置物等が飾り付けられ、
香辛料の入った小瓶や珍しい野菜が並んでいる。
注文したのは、週替りのちょっと豪華なセット「ウィークリースペシャル」。
今回の内容は以下の通り。
※メニュー名・説明文はお店のメニューより
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◆チェッティナード・ベジタブル・ビリヤーニ
チェッティナード地方のスパイス組み合わせビリヤーニ
◆バンガロール・ドーシャ
ヘビウリのチャツネが乗ったパニール・マサラ・ドーシャ
◆カッチャンバー
インドきゅうりと赤玉ねぎのヨーグルトサラダ
◆サンバール
◆ココナッツ・チャツネ
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ビリヤニ&マサラドーサのセットを注文しようと思って入店したのだけど、
どちらもウィークリースペシャルに含まれていたので急遽予定変更。
メニュー表記を見て気になったのは、「ヘビウリ」という聞きなれない野菜。
料理が来るまでの間にググってみたら、本当にヘビのような形のウリだった。
明治時代には日本に入ってきているらしいけど、
独特の臭みがあるから食用として普及しなかったのだとか。
輸入食品店とかで売ってるらしいからそのうち買ってみたい。
さて、肝心の料理だが、ベジタブルビリヤニが抜群に美味い。
米は程よくパラパラで、野菜はサイズ・固さが絶妙。
味は優しめでどんどん口に入れられる。
南インド料理好きが、「本格的な南インド料理屋のベジタブルビリヤニはめちゃくちゃ美味しい」
と言っていたのだけど、その言葉の意味がよく分かった。
今までは、その言葉は頭の片隅にありつつも、
ついつい肉食べたさにチキンとかマトンとかを注文してしまっていたのだけど、
ちょっともったいないことをしていたかも知れない。
マサラドーサは、パリパリ感のないモチモチ系。
ヘビウリの味はよく分からなかったけど美味しい。
カッチャンバーは箸休めとして良いが、生の玉ねぎの刺激&臭いがけっこう強烈。
サンバルはスパイシーで酸味は控えめ。
豆が結構入っていてなかなかのボリューム感。
ココナッツチャツネは予想外のスパイシーさでびっくり。
全体の感想としては、すぐにでもリピートしたい美味しさ、というところ。
最近あまりインド料理を食べていなかったけど、やっぱりスパイスの中毒性はすごい。
次回はミーン ポリッチャデ(バナナの葉の包み蒸し)とか食べてみたい。
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